2011年12月19日月曜日

不連続統一体

さて、日本は冬の晴天が続いている。
澄んだ空気に青空・夜空が美しい季節。



















 東の海から昇る満月は太陽の光を映して輝き、その光を今度は海が映し出す。
その光はまっすぐにこちらへ向かってくる。
水面の波に刻まれて、少しずつ散らばりながら、
ゆらゆら、ゆらゆら。







そのかけらのひとつは僕にもあたってはね返り、また何かを照らしているはずなんだけど、ここまでくるとなにがなんだかわからない。
やはり自分が光を放たない限り、元の光にはかなわない。
だからといって、太陽だけでは輝けない。
それを映し出す月や波、光に向かって開く花、
それらがあってはじめて太陽は尊い。

月や波間のきらめきは美しいですね。